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回答 3件

いじめで不登校、学校が動かない時は?

匿名さん

お子さん:中学1年生・男の子

中学1年の息子が、いじめで学校に行けなくなりました。

内容を書きます。上履きを隠される、教科書に落書きをされる、グループラインから外される。夏休み前から続いていました。

息子は言いませんでした。私が気づいたのは、9月に入って息子が布団から出られなくなってからです。いろいろ聞いて、やっと話してくれました。

学校には3回話をしました。1回目は担任。2回目は学年主任。3回目は教頭も同席しました。

返ってきたのは「双方の言い分に食い違いがある」「本人たちは遊びのつもりだったと言っている」という話です。加害側の生徒への指導があったのかどうかも、はっきり教えてもらえません。

こちらが求めているのは、犯人探しでも処罰でもありません。息子が安心して戻れる状態を作ってほしいだけです。それが伝わっていないのか、伝わっていて動かないのか、それすら分かりません。

いじめ防止対策推進法に重大事態という言葉があることは調べて知りました。ただ、そこまで持ち出すのが適切なのかも判断できません。

学校に対して、どういう伝え方をすれば動いてもらえるのでしょうか。教育委員会に上げるという選択は、どの段階で考えるべきものなのでしょうか。

カウンセラーの回答(3件)

ベストアンサー

公開停止中のカウンセラー

公認心理師・臨床心理士・認定専門公認心理師

ご質問ありがとうございます。

まずは、「いじめがあったかどうかを争いたいのではなく、現在息子さんが安心して学校生活を送れない状態になっていることについて、学校としてどのような対応をするのかを具体的に示してほしい」と伝えてみてください。

「双方の言い分に食い違いがある」「遊びのつもりだった」という説明だけでは、今後の安全確保についての答えにはなっていません。

例えば、①息子さんの安全をどう確保するのか、②加害側への指導をどのように行うのか、③再発防止のために何をするのか、④登校再開を急がせず、本人の状態に合わせてどのような支援をするのか、⑤今後の窓口と連絡方法はどうするのか、を学校に具体的に確認してみてはいかがでしょうか。

また、いじめによって学校に行けない状態が続いているのであれば、「いじめ防止対策推進法上の重大事態に該当する可能性について、学校としてどのように認識していますか」と確認することも、決して大げさな要求ではありません。

学校との話し合いを重ねても具体的な対応が示されない場合は、学校だけで抱え込まず、学校の設置者である教育委員会に相談することも選択肢になります。文部科学省も、設置者が学校の対応状況を把握し、必要に応じて保護者への説明・調整を行う体制を整えることを求めています。

お子さんが安心して学校へ戻れることが一番大切です。「処罰してほしいわけではない」というお気持ちは、そのまま学校に伝えてよいと思います。

この回答が少しでも質問者さまのお役に立てば幸いです。

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シルバー

尾山さやか

社会福祉士・精神保健福祉士

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「犯人探しでも処罰でもありません。息子が安心して戻れる状態を作ってほしいだけです」という言葉に、お父さん(お母さん)が学校に求めていることがすべて表れているように感じました。

まず、上履きを隠される、教科書に落書きをされる、グループラインから外されるということが続き、その結果として学校に行けなくなっているのであれば、「遊びのつもりだった」という加害側の認識だけで終わらせていい話ではないと思います。

いじめは、本人がどう感じ、どのような被害が生じているのかという視点が大切です。

そして、すでに担任、学年主任、教頭と3回相談しているのであれば、次は「もう一度お願いする」というより、学校として具体的にどう対応しているのかを確認していい段階だと思います。

例えば、 「学校として、この件をいじめとしてどのように認知していますか」

「現在、学校ではどのような対応をしていますか」

「息子が再登校した場合、加害生徒との接触をどう防ぎますか」

「安心して登校できる状態をどのように確認しますか」

「今後の対応について、いつまでに誰から説明してもらえますか」

というように、できるだけ具体的に聞いてみてはどうでしょうか。

「ちゃんと対応してください」だけではなく、「何を、誰が、いつまでにするのか」を確認することが大切だと思います。

また、「重大事態」という言葉を出すことをためらう必要もないと思います。

文部科学省の現在のガイドラインでは、児童生徒や保護者から重大事態の申立てがあった場合、法の要件に照らして重大事態に当たらないことが明らかな場合を除き、重大事態として報告・調査等に当たることが示されています。いじめによって相当期間の欠席を余儀なくされているケースなども、重大事態の対象になり得ます。

ですから、「重大事態にしてください」と強く要求することが目的ではなく、 「息子はいじめを受けた結果、現在学校に行けない状態になっています。重大事態に該当する可能性も含め、学校としてどのように認識し、対応するのかを確認したいです」

と伝えてみてもいいと思います。

そして、学校との話し合いをしても対応が曖昧なまま、何をしているのか分からない状態が続くのであれば、教育委員会に相談することも、決して大げさなことではありません。

教育委員会に行くことは、「学校を飛び越えて学校を責める」という意味ではなく、学校だけでは対応が進まないときに、学校の設置者である教育委員会にも状況を共有して、対応を一緒に考えてもらうという選択肢です。文部科学省も、学校だけでなく教育委員会等を含めた重大事態への備えや対応を求めています。

そして、今は「息子をどうやって学校に戻すか」を急がなくてもいいと思います。

いじめが解決していない状態で、「そろそろ学校へ」と戻すことのほうが、本人にとっては怖いことがあります。

まずは「学校に戻っても、また同じことが起こるかもしれない」という不安をなくすこと。

そのために、学校が事実をどう把握しているのか、何をしているのか、再発防止や安全確保をどうするのかを、親子が分かる形で示してもらうこと。

そこが先なのではないでしょうか。

そして、お子さんが今まで何も言わなかったことを、「もっと早く言ってくれれば」と責めないであげてほしいです。

いじめを受けている子が、それを親に話すのは簡単なことではありません。

布団から出られなくなるまで気づけなかったことを、親御さんが自分の責任だと思わなくてもいいと思います。

今、息子さんがようやく話してくれたこと。そして、親御さんがそれを聞いて、学校に3回も相談していること。

そこからできることは、まだたくさんあります。

「学校に戻す」より先に、「もう一度傷つけられない場所を作る」。

そのために学校と話し合い、それでも動かなければ教育委員会にも相談する。

それは、息子さんを守るための大切な行動だと思います。

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ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

上履きを隠される、教科書に落書きをされる、グループから外される――それが夏休み前から続き、息子さんが一人で抱えていたのですね。布団から出られなくなるまで話せなかったことを考えると、相当つらかったのだと思います。まずは、勇気を出して話してくれた息子さんの言葉を、疑わず受け止めてあげてほしいと思います。

学校の「遊びのつもりだった」「双方の言い分が違う」という説明に、納得できないお気持ちも当然です。

大切なのは、相手に悪意があったかどうかを決着させることより、息子さんが今、安全に安心して過ごせる状態をどう作るかです。

学校には、 「相手を処分してほしいわけではありません。息子が安心して学校生活を送れるよう、具体的にどのような対応をしていただけるのかを教えてください」

と、改めて伝えてみてください。

例えば、登下校や休み時間の見守り、座席やグループ活動の調整、相手の生徒との接触をどう避けるのか、嫌なことが起きた場合に誰に助けを求めればよいのかなど、「安心」の中身を具体化することがポイントです。

また、学校とのやり取りは、日時や誰と話したか、学校からどのような説明があったかを記録しておくとよいでしょう。

「重大事態」や教育委員会への相談についても、最初から大きな問題にすることをためらう必要はありません。ただし、制度上の判断は学校や教育委員会が行うものでもありますので、まずは「学校として、息子の安全確保と再発防止をどう考えているのか」を明確にしてもらうことから始めてよいと思います。

それでも具体的な対応が示されない、改善が見られない、あるいは学校との話し合い自体が進まない場合には、教育委員会など第三者への相談を検討して構いません。

そして今は、学校に戻すことを急ぐより、「学校に戻っても、また同じことが起こるのではない」という不安を減らすことが先です。

息子さんが「話しても無駄だった」と感じないようにするためにも、学校には「何をしたか」だけでなく、「これから何をしてくれるのか」を具体的に確認していきましょう。

お母さまが求めている「処罰ではなく、息子が安心できる場所を作ってほしい」という願いは、決して過剰な要求ではありません。そこを軸に、学校と話をしてよいと思います。

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山岸 佳織 先生に
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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。