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回答 2件

中2の不登校、夫婦で方針を揃えるべき?

匿名さん

お子さん:中学2年生・男の子

中2の息子が不登校になって半年です。

正直、息子のことより夫のことでしんどいです。

夫は「甘やかすからこうなる」の一点張りです。朝、部屋のドアを叩いて起こそうとします。「働かざる者食うべからず」みたいなことを言います。昭和かと思います。

私は待つべきだと思っています。本を読んだり、講演を聞きに行ったりして、そういう考えに至りました。夫はそういうものを一切見ません。「そんなの読んで解決するのか」と言われます。

先週も揉めました。息子の前で。息子は部屋に戻っていきました。

一番まずいのはこれだと思っています。親が言い争っている姿を見せること。息子は自分のせいだと思ったはずです。

夫を変えるのは無理だと思っています。20年近く一緒にいて、人の意見を聞くタイプではないことは分かっています。

でも、夫にも夫なりの心配があるのは分かるんです。将来を思って言っているのは伝わります。ただ伝え方が下手すぎるだけで。

夫婦で意見が違うまま、それでも息子にとってマイナスにならないやり方はあるのでしょうか。それとも、無理にでも方針を統一すべきなのでしょうか。

カウンセラーの回答(2件)

ベストアンサー

シルバー

尾山さやか

社会福祉士・精神保健福祉士

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「夫婦で意見が違ったまま、それでも息子にとってマイナスにならないやり方はあるのか」という問いですが、私は、夫婦で考え方を完全に統一する必要はないと思います。

むしろ、20年近く一緒に暮らしてきた夫婦なら、子どものことで意見が違うこと自体は、そんなに珍しいことではないのではないでしょうか。

大切なのは、「同じ考えになること」よりも、「子どもの前でどう振る舞うか」なのだと思います。

お父さんが「甘やかしてはいけない」と考えるのも、息子さんの将来を心配しているからなのでしょう。

ただ、心配から出た言葉であっても、「働かざる者食うべからず」と言われたり、朝からドアを叩いて起こされたりすることが、今の息子さんにとってどう作用するのかは、別に考える必要があります。

お父さんの気持ちを否定する必要はありません。

「お父さんが将来を心配していることは分かっている。でも、今の息子にはこの関わり方は負担が大きいと思う」

というふうに、「父親が間違っている」という話ではなく、「今の息子に合っているか」という話にできるといいのかもしれません。

そして、夫婦で意見が違う場合は、「方針を統一する」のではなく、「最低限のルールを決める」という方法もあると思います。

例えば、 ・学校に行くかどうかについて、息子の前で夫婦が言い争わない ・「学校に行け」「甘えるな」など、責めるような言葉は使わない ・朝の起こし方については、息子の状態を見ながら方法を決める ・学校のことを話すときは、本人が話せる状態かどうかを見る ・一定期間この方法でやってみて、親子や学校の状況を一緒に振り返る などです。

「お父さんも私と同じ考えになって」と求めるのではなく、

「今はこのやり方を3か月試してみない?」

と期間を区切って提案するのも一つだと思います。

「待つことが正しい」と納得してもらう必要はありません。

「今の息子に必要なのかもしれないから、一度試してみよう」というところまで合意できれば十分です。

そして、先週息子さんの前で言い争ってしまったことについても、そこまでご自分を責めなくていいと思います。

確かに、息子さんは「自分のせいでお父さんとお母さんが喧嘩している」と感じたかもしれません。

でも、だからこそ今から、

「この前はあなたの前でお父さんとお母さんが言い争ってごめんね。あれはお父さんとお母さんの問題で、あなたのせいじゃないからね」

と伝えてあげればいいのではないでしょうか。

親が一度も喧嘩しない家庭なんて、なかなかありません(私もやってしまいます)。

それよりも、「自分のせいではない」と子どもに伝え直すことのほうが大切なのだと思います。

そして、お父さんには「息子を学校に戻す役割」を担ってもらわなくてもいいのかもしれません。

一緒にゲームをする。

好きなものの話をする。

コンビニに行く。

何でもない話をする。

学校とは関係のないところで、父親と息子としてつながってもらう。

お母さんが「待つ」役割を担い、お父さんが「いつも通り接する」役割を担う。

そんなふうに、夫婦で違う役割を持つことだってできます。

お父さんの「何とかしなければ」という気持ちも、お母さんの「今は待ちたい」という気持ちも、どちらも息子さんを心配しているところから出ているのだと思います。

だから、夫婦で同じ考えになることを目指すより、

「意見は違っても、息子の前では同じ側に立つ」

ことを目標にしてみてはどうでしょうか。

それだけでも、息子さんにとっては大きな安心になると思います。

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ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

息子さんの不登校そのものに加えて、ご夫婦の考え方がぶつかる状況は、本当にお疲れになると思います。「甘やかしているのでは」と言われる一方で、ご主人が将来を心配していることも分かっている。その板挟みになることが、一番苦しいのかもしれません。

まず、ご夫婦の方針が完全に一致していなくても大丈夫です。

「待つべき」「登校を促すべき」と考え方が違うこと自体が、必ずしも息子さんに悪影響を与えるわけではありません。むしろ大切なのは、考え方が違っていても、息子さんへの関わり方について共通する部分をつくることです。

ご主人には、「不登校について同じ考え方になってほしい」と求めるより、「あなたが息子の将来を心配しているのは分かっている。私も同じ。でも、今は朝起こすことや強く言うことが、本人を動かすより苦しくさせているように見える。そこだけは一緒にやめてみない?」と、考え方ではなく具体的な行動について相談するほうが伝わりやすいかもしれません。

そして、先週のように息子さんの前で夫婦が言い争ってしまったことも、必要以上にご自身を責めなくて大丈夫です。

もし気になるのであれば、 「この前、お父さんとお母さんが言い合っているところを見せてしまってごめんね。あなたのせいではないからね」

と一言伝えてあげてください。それだけでも十分です。

また、ご主人とは、意見を完全に統一するのではなく、「息子の前では不登校について夫婦で言い争わない」「息子を責めるような言葉は使わない」といった共通の約束をつくることから始めてもよいと思います。

ご主人の「このままでいいのか」という焦りも、息子さんを思っているからこそのものなのでしょう。ただ、心配だからこそ強く動きたくなる人もいれば、心配だからこそ待ちたい人もいます。

どちらが正しいかを決めるより、 「私たちはやり方は違っても、息子を心配している気持ちは同じ」

というところを共通点にしてみてください。

夫婦が同じ意見になることより、息子さんが「自分のせいでお父さんとお母さんが争っている」と感じずに済むこと。そのほうが、今はずっと大切なのだと思います。

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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。