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回答 2件

転校後なじめず不登校の小4娘、親に何ができる?

匿名さん

お子さん:小学4年生・女の子

小学4年生の娘です。

夫の転勤で、3年生の終わりに引っ越しました。3月です。今思えば、あの時期は最悪でした。前の学校でお別れをして、新しい学校でクラス替えを迎えて、環境が二重に変わりました。

最初の1ヶ月は「友達できたよ」と言っていました。夏休み明けから行かなくなりました。

聞いてみると、その「友達」というのは、席が近かっただけの子だったようです。グループはもう出来上がっていて、入れなかった、と。方言の違いも気にしていたようです。娘は関西から関東に来ました。話し方を笑われたことがあったと、あとから聞きました。

私は転勤に賛成しました。単身赴任にすると夫の負担が大きいと思ったからです。子どものことは、まあなんとかなるだろうと考えていました。

なんとかなりませんでした。

夫は「誰のせいでもない」と言います。慰めだと分かっています。

前の土地に戻る、という選択も一度は考えました。ただ、それはそれで娘に「逃げていい」と教えることになるのか、それとも当然の判断なのか、分かりません。

環境が変わったことで行けなくなった子に、親は何をしてあげられるでしょうか。

カウンセラーの回答(2件)

ベストアンサー

ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

娘さんにとって、3月のお別れ、新しい学校、クラス替え、さらに方言の違いまで、短い期間にたくさんの変化が重なったのですね。最初は「友達できたよ」と言えていたからこそ、後から実は「グループに入れなかった」「話し方を笑われた」と分かったことも、お母さまにはつらかったと思います。

そして、「転勤に賛成したのは自分だった」「なんとかなると思っていた」というお気持ちから、ご自身を責めてしまうのも無理のないことかと思います。ただ、当時の判断が間違いだったから娘さんが不登校になった、と考える必要はありません。転居そのものが悪かったのではなく、娘さんにとって、みんなが予想できた以上に、負荷の大きい環境だった、ということなのだと思います。

まずは「学校に戻すこと」より、新しい環境の中で失った安心感を取り戻すことを優先していく方がよいでしょう。

学校とも、単に「どうすれば登校できるか」ではなく、 * 話し方を笑われたことへのフォロー * 休み時間をどこで、誰と過ごせるか * 安心して関われる友達や大人がいるか * 方言などを含め、自分らしくいられる環境をどう作るか などといったところまで具体的に相談できると良いかもしれません。お母さま自身が学校に相談することで、娘さんが「自分も相談していいんだ」と気づくきっかけになることも多いです。

また、学校の先生やスクールカウンセラーなど使える相談先に相談をしたとして、それでもどうしても学校と合わなければ、前の土地に戻ることを「逃げ」と捉えなくてもよいと思います。環境を変えることが、その子にとって必要な支援になる場合もあります。「どこなら、どんな支援があれば、娘が安心して生活できるか」という視点で考えてみてください。

そして、娘さんには、 「新しい学校で頑張れなくて困っているんだね」

「どうしたら少し安心できるか、一緒に考えよう」

と伝えてあげてください。

今必要なのは、「頑張れば新しい環境にも慣れる」や、逆に「つらかったらいつでも逃げられる」とストレートに教えることより、「環境が合わなかったとき、大人は一緒に環境を調整してくれる」と知ってもらうことかもしれません。

お母さまが「あのときの選択は間違いだった」と自分を責め続けるより、「今から娘に合う環境を一緒に探そう」と考えていくことが、娘さんにとっても大きな支えになると思います。

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シルバー

尾山さやか

社会福祉士・精神保健福祉士

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「なんとかなりませんでした」という言葉に、お母さんの後悔がたくさん詰まっているように感じました。

転勤に賛成したこと。

「子どものことは、まあなんとかなるだろう」と思っていたこと。

そして今、娘さんが学校に行けなくなっていること。

きっと何度も、「あのとき違う選択をしていたら」と考えてしまうのではないでしょうか。

でも、私はお母さんが自分を責め続けなくてもいいと思います。

転勤に賛成したことが間違いだった、と今の時点で決めることはできません。

当時は当時で、ご家族にとって一番いいと思う選択をされたのだと思います。

ただ、結果として娘さんにとっては、とても大きな環境の変化になった。

前の学校とのお別れ。

引っ越し。

新しい土地。

新しい学校。

クラス替え。

そして、方言の違いを笑われるという経験。

大人からすると一つひとつは「よくある環境の変化」に見えても、小学4年生の子どもにとっては、安心していられる場所を一度に失ってしまったような感覚になることがあります。

最初は「友達できたよ」と言っていたのに、実際には「席が近かっただけ」。

その後、グループに入れなかったことを知った。

これを考えると、娘さんは最初から「大丈夫だった」のではなく、もしかすると一生懸命、新しい場所に適応しようとしていたのかもしれません。

そして、夏休み明けに動けなくなった。

この経過なら、ここまで頑張っていたんだと思います。

そして、「前の土地に戻る」という選択について。

私は、それを「逃げ」と考えなくてもいいと思います。

環境を変えることは、必ずしも逃げることではありません。

大人だって、合わない職場を変えたり、住む場所を変えたりします。

それを「逃げた」とは限りませんよね。

子どもも同じです。

もちろん、元の学校に戻れば必ず解決するとも限りません。

以前の友達との関係がどうなっているのか。

娘さん自身が前の土地に戻りたいと思っているのか。

お父さんの仕事や家族の生活をどうするのか。

いろいろ考える必要があります。

だから、 「戻るべきか、戻らないべきか」

を「逃げる・逃げない」で判断しなくていいと思います。

それより、 「娘さんが安心して生活できる環境はどこなのか」

という視点で考えてみてほしいです。

そして、まずは娘さん本人に聞いてみてもいいと思います。

「前の学校に戻りたい?」

と一つだけ聞くのではなく、 「前の学校で好きだったことは何だった?」

「今の学校で一番つらいのは何?」

「もし学校を選べるとしたら、どんな学校なら行ってみてもいい?」

「前の土地に戻ることについてはどう思う?」

など、少しずつ聞いてみる。

「戻りたい」と言うなら、その気持ちを大事にしていい。

「戻りたくない」と言うなら、それも大事にしていい。

「分からない」でもいいと思います。

また、方言を笑われたことについては、娘さんが「気にしすぎた」のではなく、実際に傷つく出来事があったということです。

学校には、 「転校後の環境への適応が難しくなっていること」

「方言を笑われた経験があること」

「友人関係の中に入れず孤立感を感じていること」

を具体的に伝えて、学校側にも環境調整をお願いしていいと思います。

席の配置や休み時間の過ごし方、誰とどう関わるかなど、本人が安心できる方法を一緒に考えてもらってもいい。

ただし、「配慮してもらえば学校に戻れるはず」と考えすぎなくても大丈夫です。

今はまず、娘さんが「ここにいても大丈夫」と感じられる場所を作ること。

学校に戻ることは、その先に考えていいと思います。

そして、お母さんが一番気にされている「逃げていいと教えることになるのでは」というところ。

私は、むしろ子どもに教えてあげたいのは、 「苦しい環境から離れることも、自分を守るための選択肢の一つだよ」

ということだと思います。

もちろん、何でも嫌になったらすぐ環境を変える、という意味ではありません。

でも、自分を壊してまで耐えることを「頑張る」と教える必要もありません。

環境を変えてもいい。

誰かに助けを求めてもいい。

一度離れて、また戻ってもいい。

そういう選択肢を知っていることは、将来社会に出たときにも大切な力になると思います。

そして何より、 「お母さんが転勤に賛成したからこうなった」

という物語だけで、今後を考えないでほしいです。

娘さんは、転校したから不登校になった「子」なのではなく、今、環境の変化の中で苦しくなっている一人の子どもです。

過去の選択を責め続けるより、 「今の娘にとって、何が安心につながるだろう」

を一緒に考えていけばいい。

もし前の土地に戻ることが娘さんにとって安心につながるのであれば、それを検討してもいい。

今の土地で新しい居場所を作るのであれば、それでもいい。

転校先を変えるという選択肢もある。

どれが正解なのかを、今すぐ決めなくても大丈夫です。

「逃げたくないから頑張る」のではなく、 「安心して生きられる場所を探す」

という視点で考えてみてほしいと思います。

そして、お母さん自身にも、 「私はあのとき、あのときなりに家族のことを考えて決めた」

と言ってあげてほしいです。

過去の自分を責め続けても、娘さんが安心できる場所は見つかりません。

これからの選択は、娘さんと一緒に作っていけばいいのだと思います。

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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。