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ゴールドご相談ありがとうございます。
文章から、限られた時間の中でも、娘さんを大事にしたいというお父さまの思いが伝わってきます。
中学生で日中一人で過ごすこと自体が、直ちに大きなリスクになるわけではありません。むしろ確認したいのは、一人でいる時間の長さより、その時間を娘さんがどのように過ごしているかです。
食事や睡眠が大きく崩れていないか、極端に昼夜逆転していないか、外とのつながりがまったくなくなっていないか。そして何より、「困ったときにはお父さんに話せる」という感覚があるか。ここは意識して見ておいてください。
限られた時間の中で優先したいのは、勉強や登校を促すことより、「今日もあなたのことを気にかけているよ」という関係を保つことだと思います。
例えば帰宅後、「今日はどうだった?」と詳しく聞く必要はありません。
娘さんの好きな話を少し聞く、「おやすみ」と声をかける。そんな何気ないやり取りでも十分です。
そして、週末に少しまとまった時間が取れるなら、「何か特別なことをしなければ」と考えず、一緒に買い物をする、散歩する、動画を見るなど、不登校の話をしない時間も大切にしてください。
また、娘さんが日中ひとりでいることを「親が見ていない時間」と考えすぎないことも大切です。学校に行けない時期に、自宅で安心して過ごせることそのものが支えになる場合もあります。
もちろん、もし「一日中ほとんど誰とも話さない」「食事を取らない」「極端に眠れない」「自分を傷つける言動がある」などの変化が出てきた場合は、日中の過ごし方も含めて学校や専門機関に相談してください。
そして、「母親がいれば違ったのか」と考えてしまうお気持ちについても、どうかご自身を責めないでください。
娘さんにとって大切なのは、一日中そばにいる親がいることだけではありません。離れていても、自分を気にかけてくれる人がいることです。
12時間を完璧に埋める必要はありません。限られた時間でも、「お父さんと話すと安心する」と思える時間を積み重ねる。それは、不登校の時期を支えるうえで、とても大きな意味を持つと思います。
シルバーまず、「日中ひとりで過ごす時間が長いことは、どの程度のリスクなのか」ということですが、私は「12時間ひとりだから危険」と一律には言えないと思います。
娘さんが自分で食事をとり、連絡もつき、安心して家で過ごせているのであれば、日中ひとりでいること自体が直ちに問題になるわけではありません。
ただ、不登校の状態が長く続いている中で、人との接点がほとんどなくなっているのであれば、「ひとりでいられること」と「孤立していること」は分けて考えたほうがいいと思います。
娘さんは、日中ひとりで過ごしていることをどう感じているのでしょうか。
本人が「一人のほうが楽」「今は誰とも会いたくない」と感じているのか。
それとも、本当は誰かと話したいけれど、行く場所がないのか。
ここは一度聞いてみてもいいと思います。
そして、お父様が書かれている、
「朝出るときに部屋のドアが閉まっていて、帰ってきても同じ状態のままだと、この12時間、この子は何をしていたんだろうと思います」
という気持ちは、とてもよく分かります。
でも、私はその12時間をすべて埋めなければいけないとは思いません。
大切なのは、「娘さんが一人で過ごす時間をなくすこと」ではなく、「一人で過ごしていても、誰ともつながっていない状態にはしないこと」なのではないでしょうか。
例えば、朝出勤するときに、
「今日は何する予定?」
と聞く。
帰宅したら、
「今日はどうだった?」
と聞く。
それだけでもいい。
答えが「別に」なら、
「そっか。じゃあご飯食べようか」
で終わってもいい。
毎日20分しか話せないことを、「20分しか」と考えなくてもいいと思います。
その20分の中に、
「お父さんはあなたのことをちゃんと気にしているよ」
「あなたの話を聞きたいと思っているよ」
「学校に行っていなくても、あなたとの関係は何も変わらないよ」
というものが含まれていれば、それは十分意味のある時間です。
むしろ、帰宅してから毎日「今日は勉強した?」「学校はどうするの?」「このままでいいの?」と進路や不登校の話ばかりになってしまうほうが、娘さんにとってはしんどいかもしれません。
学校に行っていない娘さんと「父親と娘」という関係を保つこと。
学校とは関係のない話をすること。
一緒にご飯を食べること。
好きなものを共有すること。
私は、まずそこを大切にしてほしいと思います。
そして、「母親がいれば違ったのか」と考えてしまう気持ちについて。
それは考えなくていいと思います。
娘さんに必要なのは、「母親の代わり」ではありません。
お父様が、お父様として娘さんのそばにいることです。
仕事を減らせないことも、実家を頼れないことも、お父様の努力不足ではありません。
できないことを数えて自分を責めるより、「今できること」を少しずつ増やしていけばいいと思います。
そして、もし娘さん自身が「昼間は暇」「誰かと過ごしたい」「家に一人でいるのがつらい」と感じているのであれば、居場所を探してあげてほしいと思います。
フリースクールだけが選択肢ではありません。
自治体によっては、子どもの学習・生活支援事業として、学習だけでなく、仲間と活動できる居場所づくりや生活面の支援、進学相談などを行っている場合があります。
また、文部科学省も各都道府県等の不登校相談窓口を案内しています。
「不登校の相談」ではなく、
「中学生の娘が日中ひとりで過ごしています。フリースクールは費用的に難しいので、無料または低額で利用できる日中の居場所や支援がありませんか」
と具体的に聞いてみると、別の支援につながる可能性があります。
そして、日中ひとりでいること以上に私が大切だと思うのは、「何かあったときに連絡できる相手がいるか」です。
お父さんに連絡できる。
学校の先生に連絡できる。
相談できる大人がいる。
そういう「つながり」が何本かあるだけでも違います。
今は学校に行っていないからといって、娘さんの一日を全部埋めなくてもいい。
一人で過ごす時間があってもいい。
ただ、その中に「誰にも気にかけてもらえていない時間」が増えすぎないようにする。
そして、お父様自身も一人で全部背負わない。
それが、ご相談者様のご家庭ではとても大切なのではないでしょうか。
朝7時に家を出て、19時過ぎに帰ってくる。
その生活の中で、食事を用意して、連絡を取り、娘さんのことを心配している。
私は、お父様はもう十分に娘さんを気にかけていると思います。
だから「もっと何かしなければ」と自分を追い込むより、
「帰ったら一緒にご飯を食べよう」
まずはそれくらいでもいいのではないでしょうか。
ブロンズこんにちは。
「日中1人にしている」「母親がいれば」と書いて頂いていましたが、お父さんご自身に、娘さんに対する負い目や罪悪感があるようにお見受けいたしました。
ご不安な気持ちが出てしまうのはごもっともな状況かと思いますが、文章を読んでいて娘さんに対する愛情や思いやりが伝わってきて、負い目を感じる必要はないのではないかと思います。
娘さんにとって大切なのは、一緒にいる時間の長さよりも、娘さんがお父さんとの関係性(家庭)に安心感を持っているかどうか、かと思います。
お父さんに対して、
困った時に相談できる
たわいもない話も話せる
何かあれば助けてくれる
といった安心感があれば、家庭環境が必ずしも悪さをするわけではありません。
また、優先すべきこととしては、普段の会話の中で、娘さんに対して
「あなたのことを気にかけているよ」「大切に思っているよ」と言うことを、言葉や行動で伝えることかと思います。
今回の相談内容にある、「一緒にいる時間を増やしたいけど、生活のために仕事の時間は減らせない」「だからと言って娘さんのことがどうでも良いわけじゃない」ことを、つたえてあげるのもひとつの手ではないでしょうか。