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回答 2件

中1の娘、別室登校から教室に戻れる?

匿名さん

お子さん:中学1年生・女の子

中学1年の娘です。経過を書きます。

昨年11月、教室に入れなくなりました。

12月から相談室での別室登校を開始。

週2日、2時間程度。

3学期は週3日に増えました。

4月、学年が上がって担当の先生が交代。

そこから週2日に戻り、現在まで同じです。

別室登校が始まったときは、これは前進だと思っていました。家から出られて、学校の建物には入れている。次は教室、という順番で進むものだと考えていました。

が、進みませんでした。

相談室では、プリントをやったり、先生と話したりしています。同じように別室に来ている生徒が2人いて、その子たちとは話せるようです。

つまり、別室という場所には適応しています。適応した結果、そこから動く必要がなくなったようにも見えます。

先生は「本人のペースで」とおっしゃいます。その言葉に何度も救われてきました。ただ、1年が経って、同じ言葉を聞くと、少し違って聞こえるようになりました。

このまま3年間、別室で過ごすことになるのでしょうか。それは悪いことではないのかもしれませんが、そう言い切れる自信もありません。

別室登校から次に進むために、家庭でできることはありますか。

カウンセラーの回答(2件)

ベストアンサー

シルバー

尾山さやか

社会福祉士・精神保健福祉士

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別室登校が1年続いているということで、「このままでいいのかな」というお気持ちになっているのですね。

ただ、私はまず「教室に戻れていない=進んでいない」とは考えなくてもいいと思います。

家から出て学校に行けている。

相談室でプリントに取り組めている。

先生と話せている。

同じ場所にいる子どもたちと関係を作れている。

これだけのことができているのは、娘さんにとって大きな前進だったと思います。

そして、相談室という場所に適応できたからこそ、そこから動かなくなったように見えるのも、ある意味では自然なことなのかもしれません。

安心できる場所ができたことは、決して悪いことではありません。

ただ、「本人のペースで」という言葉が、「本人が自分から動き出すまで何もしない」という意味になってしまうのは、少し違うと思います。

私は、別室から教室へ戻ることを一本道にしなくてもいいのではないかと思います。

例えば、 「別室にいる時間を少しだけ長くしてみる」

「好きな教科だけ教室に行ってみる」

「教室の前まで行ってみる」

「図書室など別の場所にも行ってみる」

「別室の友達と一緒なら参加できそうな活動を試してみる」

など、「教室に戻る」以外にも次の一歩はあります。

そして、その一歩は必ずしも学校側が決めるものでもないと思います。

家庭では、 「相談室では何をしているときが一番楽しい?」

「学校で、もう少しできたらいいなと思うことはある?」

「今の相談室に、何か一つ足すとしたら何がいい?」

くらいに聞いてみてもいいのではないでしょうか。

娘さん自身が「こうだったら少しできそう」と思えることが見つかれば、それを学校と一緒に小さな目標にしていくことができます。

また、4月に担当の先生が変わってから週2日に戻ったという点も、少し気になります。

別室そのものには適応していても、「誰と過ごすか」「誰なら安心できるか」は、子どもにとってかなり大きな要素です。

新しい先生との関係が今どうなのか、娘さんがどう感じているのかも、一度聞いてみてもいいと思います。

そして、「このまま3年間別室なのでは」と今から決めなくてもいいと思います。

3年間ずっと別室という未来も、絶対に避けなければならない未来とは限りません。

別室で安心して学校生活を送りながら、その中で友達との関係を作ったり、学習を続けたりすることができるのであれば、それも一つの学校生活です。

ただ、娘さん本人が「本当は教室に行きたい」「もっとできるようになりたい」と思っているのに、そこへの支援が止まっているのであれば、学校と一緒に次のステップを考えていく必要があります。

大切なのは、「別室から教室へ戻すこと」を目標にすることではなく、「娘さんの世界を少しずつ広げていくこと」なのだと思います。

そして、お母さんができることは、娘さんを教室へ押し出すことではなく、

「今の場所で安心できていることを認める」

「そのうえで、本人がもう少しやってみたいと思うことを一緒に探す」

ことなのではないでしょうか。

1年前には「家から学校へ」が大きな一歩だった。

今はもしかすると、「相談室から、その先へ」が次の一歩なのかもしれません。

でも、その「次」が教室である必要はありません。

娘さんにとっての次の一歩を、娘さんと一緒に探していけばいいのだと思います。

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ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

別室登校が始まったとき、「まずは学校に来られた。次は少しずつ教室へ」と期待されるのは自然なことだと思います。それが1年近く経っても変化がないと、「このままでいいのだろうか」と感じるのも無理はありません。

ただ、まずお伝えしたいのは、別室で過ごせるようになったこと自体が、大きな前進だということです。

家から出て学校という場所に入り、先生と過ごし、同じような立場の友達とも関係を築けている。娘さんにとって相談室は、今「安心していられる場所」になっているのでしょう。これは「そこで止まっている」というより、学校とのつながりを保つための大切な土台ができているとも考えられます。

一方で、「本人のペースで」という言葉だけで待ち続ける必要もありません。

大切なのは、「別室→教室」という一本道だけをゴールにしないことです。

例えば、いきなり教室に戻るのではなく、好きな教科だけ見学する、授業の最初の10分だけ参加する、誰もいない時間に教室に入ってみる、先生と一緒に廊下まで行ってみるなど、「次の一歩」を娘さんと一緒に探してみてもよいでしょう。

その際も、「いつになったら教室に行けるの?」ではなく、 「今の相談室は安心できる? もし少しだけ変えてみるなら、何ならできそう?」

と聞いてみてください。

そして、家庭でできることは、学校へ行くよう促すことより、娘さんが自分の状態を言葉にできるよう支えることだと思います。

「相談室では何が楽?」

「逆に、学校でちょっと嫌だなと思うことはある?」

「教室に戻るとしたら、何があれば少し安心できそう?」

こうした会話から、次の支援のヒントが見つかることがあります。

別室で3年間過ごすことが必ずしも「失敗」ではありません。ただ、娘さんが安心できる場所を確保した上で、「今の場所にいる」ことと「今の場所から少し広げてみる」ことの両方を選べる状態にしておくことは大切です。

焦って動かすのではなく、安心を土台にして、ほんの少しだけ世界を広げてみる。

今は、そんな次の一歩を学校と一緒に探していく時期と捉えてみてください。

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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。