ベストアンサー
シルバーご質問ありがとうございます。
場面緘黙の娘さんにとって、診断を待つ間に何ができるか、というご質問ですね。
まず、家ではよく話されるとのこと、家庭が安全基地になっていることが想像できます。
これは安心できることです。
その分、学校では不安や緊張を感じている可能性が高いのではないかと思います。
朝の挨拶やトイレの件も、娘さんにとって大変お辛い出来事であったと考えられます。
診断を受けるまであと2ヵ月というのが、もどかしいですね。
その間の登校についてですが、娘さんも色々と考えていらっしゃるのではないかと想像します。
学校へ通うことを「訓練」と「消耗」の二択に限定せず、娘さんはおうちでは話せるとのことですから、いまの娘さんの学校への思いを聞いてみてはいかがでしょうか。
何が正しいかというのは、なかなかわかりませんよね。
可能ならば、娘さんと対話をしてみることをおすすめいたします。
診断がつくまでの間も、学校で困っている場面については、診断を待たずに配慮をお願いしてよいと思います。例えば、朝の挨拶を声に出すことを求めない、トイレについては本人が言葉で伝えなくても利用できる方法を一緒に考えるなどです。
また、学校に行くことが娘さんにとってどの程度負担になっているのかを見ながら、無理に「慣れさせる」ことを目標にせず、安心して過ごせる環境を整えていくことが大切ではないでしょうか。
この回答が質問者さまにとって、役立つものになればと思います。
シルバーご相談ありがとうございます。
まず「学校に通うことが訓練になるのか、消耗になるのか」という二択で考えなくてもいいのではないかと思いました。
場面緘黙は、単なる人見知りや「話したくないから話さない」という状態ではありません。家庭では普通に話せるのに、学校など特定の場面では話すことができなくなったり、身体が固まって動きにくくなったりすることがあります。腹痛などの身体症状や、不登校につながる場合もあります。
ですから、「学校に毎日行っていれば、そのうち慣れて話せるようになる」と単純には考えないほうがいいと思います。
一方で、学校に行くことそのものが悪いわけでもありません。
安心できる環境の中で、「今日は先生と目を合わせられた」「指差しで伝えられた」「教室で安心して過ごせた」といった小さな経験を積み重ねることには意味があります。
大切なのは、「話すことを頑張らせるために学校へ行く」のではなく、「話せなくても安心して学校で過ごせるようにする」ことなのではないでしょうか。
今回、特に気になったのが、トイレに行きたいと言えずに漏らしてしまったというところです。
これは「もう少し頑張れば言える」という話ではなく、今の学校生活の中で、本人が必要なことを伝えられないことで具体的な困難が起きているということです。
例えば、トイレについては先生に毎回申し出なくても行けるようにする。返事を声で求めるのではなく、頷きや指差し、カードなど別の方法で意思表示できるようにする。朝の挨拶も、全員と同じ形で声を出すことを必須にしない。
そういった「話さなくても困らない環境」をまず作ってもらうことが大切だと思います。
そして、診断がまだついていないからといって、何も対応できないわけではありません。
医療機関の予約を待ちながら、学校には「場面緘黙の可能性があり、特定の場面で話すことが難しい。本人の努力で声を出させるのではなく、代替のコミュニケーション方法も含めて支援を考えてほしい」と伝えてみてはどうでしょうか。
家庭では、無理に「学校でも話せるように練習しよう」としなくてもいいと思います。
家では今まで通り、よく話して、よく笑って、姉妹で喧嘩もして(笑)、その子らしく過ごせる時間を大切にしてあげてください。
そして、「今日は学校で話せた?」「先生にちゃんと挨拶できた?」と毎日確認することも、できれば減らしてあげたいところです。
話せないことそのものが、本人にとってすでに十分な苦しさになっている可能性があるからです。
「話せなくてもいいよ」
「伝えたいときは別の方法でもいいよ」
「困ったときは、お父さんや先生が分かってくれるよ」
そういう安心感を積み重ねることが、結果的に「話せる場面」を広げていく土台になるのではないでしょうか。
場面緘黙は、適切な対応によって改善していくこともあります。
だから、診断を待つ2か月を「何もできない2か月」にしなくていいと思います。
娘さんを「話せるようにする」のではなく、「話せなくても安心していられる場所を増やす」。
まずはそこからでいいのではないでしょうか。
そして、お父さんが迷っている「学校に通わせるべきか」という問いについては、出席日数だけではなく、娘さんが学校でどれだけ安心して過ごせているかを一緒に見てあげてほしいと思います。
学校に行ったことで少し自信がついたのか、それとも一日中緊張して帰宅後ぐったりしているのか。
その違いを見ながら、学校での過ごし方そのものを調整していくことが大切なのだと思います。
ゴールドご相談ありがとうございます。
家ではよく話し、よく笑う娘さんが、学校では一言も話せず、トイレに行きたいことさえ伝えられない。お父さまとしても、「慣れれば話せるようになるのでは」という期待と、「これ以上頑張らせて大丈夫なのか」という心配の間で迷われると思います。
場面緘黙が疑われる場合、「話させることで慣れさせる」という考え方は慎重にしたほうがよいと思います。本人は「話したくない」のではなく、話したくても声が出せないことがあるためです。
診断を待つ間、ご家庭で一番大切にしていただきたいのは、「学校で話せないこと」を家庭で練習課題にしないことです。
例えば、
「今日は先生に挨拶できた?」
「どうして話せなかったの?」
「明日は頑張って言ってみよう」
と確認したり励ましたりするより、家ではこれまで通り、自然に話したり笑ったりできる時間を大切にしてください。
そして、学校で話せないことについて娘さん自身が気にしているようなら、「話したくても声が出ないことってあるんだよ。無理に話さなくても大丈夫だからね」と伝えてあげるのもよいでしょう。「話せない自分はダメ」という気持ちを強めないことが大切です。
また、家庭でできる準備として、学校で困ったときの「別の伝え方」を一緒に考えておくことも役立ちます。例えば、トイレに行きたいときのカードや合図を決める、先生に見せるメモを用意するなどです。これは「話す練習」ではなく、話せなくても自分の困りごとを伝えられる方法を増やす練習です。
さらに、学校での様子を毎日細かく聞き出す必要もありません。娘さんが自分から話してきたときにはしっかり聞き、それ以外は家庭を安心して過ごせる場所として保ってあげてください。
診断がまだなくても、現在分かっている困難を学校に伝え、受診を待ちながら支援を相談して構いません。
「話せるようになるまで頑張らせる」のではなく、「話せなくても大丈夫」という安心を家庭で育てる。
それが、今できる大切な支援の一つだと思います。