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回答 3件

スクールカウンセラーは役に立つ?

匿名さん

お子さん:中学2年生・男の子

中学2年の息子が不登校です。8ヶ月になります。

正直な気持ちを書きます。相談機関に期待できていません。

スクールカウンセラーには2回会いました。1回目は話を聞いてもらって終わり。2回目も同じでした。「お母さん、よく頑張っていますね」と言われました。それは有り難いのですが、それだけでした。次の予約は1ヶ月後と言われ、行かなくなりました。

教育支援センターにも問い合わせました。見学に来てくださいと言われましたが、本人が行きたがらず、そこで止まっています。

担任は月に1回、プリントを持ってきてくださいます。玄関先で「変わりないですか」と聞かれ、「はい」と答える。それを8回繰り返しました。

みんな親切なんです。誰も悪くない。ただ、状況は何ひとつ変わっていません。

こういうことを書くと、私が非協力的な親に見えるかもしれません。実際そうなのかもしれないとも思います。

伺いたいのは、こういう公的な相談先を、どう使えば意味のあるものになるのか、ということです。使い方が間違っているのなら知りたいです。それとも、期待する対象を変えるべきなのでしょうか。

カウンセラーの回答(3件)

ベストアンサー

中学校2年生で8ヶ月不登校の状態で、お母様はお一人でスクールカウンセラーや教育支援センターや学校の先生とのやり取り頑張ってみえたんですね。

本当にお疲れ様です。"非協力的な親"と自己評価されているようですが、お子さんのために日々動いておられたんですね。

学校の相談員や公的な支援センターで働いて来た私としては、公的サービスはどんどん利用してください。そして、希望が叶うかは市町村によって対応が違いますが、まず、お母様の希望を伝えてください。例えば、「担任の先生以外で部活顧問の〇〇先生にも家庭訪問お願いしたいです。」や「若い相談員で本人と遊びながら会話してくれる方はいませんか。」等遠慮せずにお尋ねください。

8ヶ月の不登校を経て、息子さん自身が少しでも外との接触を拒否していないと感じられたら、息子さんと相性が良さそうな大人とつなげるためにも、お母さんが今されているいろんな支援者と会い、接触できそうな人を探すことを続けてください。

お母さまの今されていることは、今後の息子さんをサポートするために意味のある行動です。

公的サービスは、相談者からの提案がないとなかなか動いてくれないのが実情だと思います。どんどんお母様の要望を伝えてくださるとよいと思います。

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山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

「みんな親切なのに、8ヶ月経っても何も変わっていない」という感覚、とてもよく分かります。相談先をいくつも探し、実際につながろうとしてきたからこそ、「結局、何が変わったんだろう」というむなしさが残っているのだと思います。決して、非協力的な親だからではありません。

公的な相談先は、必ずしも「相談すれば学校に戻れる」「具体的な解決策を提示してくれる」場所とは限りません。特にスクールカウンセラーは、まず状況を整理し、本人や保護者の気持ちを支えることが役割の中心になることもあります。

一方で、「話を聞いてもらうだけでは足りない」と感じているのであれば、その希望を伝えて構いません。

例えば次回、 「話を聞いていただけることはありがたいのですが、今後どう支援していくかを一緒に整理したいです」

「息子本人が動けない状態でも、家庭や学校でできることを具体的に考えたいです」

などと伝えてみてください。

教育支援センターについても、「本人が行けないから利用できない」と考えなくて大丈夫です。まずは保護者だけが相談し、息子さんに合いそうな支援や、家庭でできることを一緒に考えてもらうという使い方もあります。

また、担任の先生との「変わりないですか」「はい」のやり取りも、悪いことではありません。ただ、そこから一歩進めて、 「今の息子にとって、学校とのつながり方として何が負担が少ないでしょうか」

「今後、どんな変化があれば次の支援を考えるタイミングでしょうか」

など、「現状確認」から「作戦会議」へ変えていくのも一つではないかと思います。

そして、相談機関に期待することを「息子を学校に戻してもらう」から、「息子の状態を一緒に見立て、次の一手を考えるための伴走者になってもらう」と少し変えてみると、利用しやすくなるかもしれません。

それでも「話を聞いてもらうだけで終わってしまう」と感じるのであれば、相談先を変えることももちろん構いません。合う・合わないがあります。

8ヶ月間、動かない息子さんを前に、相談先を探し続けてこられたこと自体が、十分に「協力的な親」の姿だと思います。

支援機関を上手に使うことは、親が頑張って通うことではなく、「何を一緒に考えてほしいのか」を少し具体的に伝えること、ということから初めてみるのが良いかと思います。

役に立った 1

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尾山さやか

社会福祉士・精神保健福祉士

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「みんな親切なんです。誰も悪くない。ただ、状況は何ひとつ変わっていません。」

この言葉が、すごくよく分かる気がします。

そして、私はお母様を「非協力的な親」だとは思いません。

スクールカウンセラーに相談した。

教育支援センターにも問い合わせた。

担任とも8ヶ月間つながっている。

十分に動いています。

それでも何も変わらなければ、「この相談って何のためなんだろう」と思ってしまうのは当然だと思います。

不登校の相談は、どうしても「話を聞くこと」で終わってしまうことがあります。

もちろん、気持ちを聞いてもらうこと自体には意味があります。

でも、8ヶ月経っていて、今困っていることがはっきりしているのであれば、次の段階に進んでもいいと思います。

例えば、スクールカウンセラーに、 「話を聞いていただけることはありがたいです。ただ、8ヶ月経って状況が変わっていません。今後どう支援していけばいいのか、具体的な方法を一緒に考えてほしいです」

と伝えてみる。

これは全然失礼なことではありません。

むしろ相談する側として当然のお願いだと思います。

そして、 「息子本人は相談機関に行きたがりません。本人が来られない状態でもできる支援はありますか?」

「家庭ではどう関わればいいですか?」

「学校にはどんな配慮をお願いできますか?」

「今の状態で、次に考えるべき選択肢は何ですか?」

など、質問を具体的にしてみる。

相談員さんから「どうですか?」と聞かれて、こちらが「変わりありません」と答えて終わる。

これを8回繰り返しているのであれば、次からは少し変えてみてもいいと思います。

例えば、 「今月は、朝起きられない日が○日でした」

「外出は○回でした」

「家族との会話は増えました」

「ゲーム以外のことをするようになりました」

「本人から○○と言いました」

など、変化を小さな単位で伝える。

不登校の場合、「学校に行けたか・行けないか」だけを指標にしてしまうと、ずっと「変化なし」に見えてしまうからです。

そして、公的な相談先に期待するものも、少し分けて考えるといいと思います。

スクールカウンセラーは、心理面の整理や本人・保護者への相談、学校との関係調整など。

教育支援センターは、自治体によって違いますが、学校以外の居場所や学習、相談など。

学校は、在籍している子どもの学習や出席、進級・進学、校内での支援。

医療機関は、心身の状態の評価や必要な治療。

それぞれ得意分野が違います。

だから、「不登校を何とかしてくれる一つの機関」を探すより、 「今、一番困っていることを解決するために、どこに何を頼むか」

と考えたほうが使いやすいと思います。

例えば今の息子さんが、 「外に出られない」

ことが一番の問題なら、本人が教育支援センターに行けないことを前提に、「訪問型の支援や家庭から始められる支援はないか」と聞いてみる。

「親子の関係がしんどい」

なら、保護者相談としてスクールカウンセラーを使う。

「学習が完全に止まっている」

なら、学校や教育支援センターに、現在の学習状況を踏まえた具体的な方法を相談する。

「この先の進路が心配」

なら、中学校の進路担当にも早めに相談する。

という具合です。

そして、私は「本人が行きたがらないから、教育支援センターの話はそこで終了」としなくてもいいと思います。

お母さんだけ見学に行ってもいいんです。

「本人はまだ行けません。でも親としてどんな場所なのか知っておきたいです」

で大丈夫です。

実際に見てみると、「これは息子には合わないな」と分かることもある。

逆に、「ここなら一度くらい行ってもいいかもしれない」と思えることもあります。

本人が動けるようになってから情報を集めるのではなく、親が先に情報を持っておく。

それも立派な支援だと思います。

それから、担任の先生の月1回の訪問についても、 「変わりないです」

だけで終わらせなくてもいいと思います。

例えば、 「本人とは直接会わなくてもいいので、学校からできることを提案してほしいです」

「プリントを持ってきていただく以外に、学校としてできることはありますか?」

「本人が学校に戻ることだけを目標にせず、今できる支援について一度話し合いたいです」

とお願いしてみてもいい。

必要であれば、担任だけではなく、学年主任や管理職、養護教諭、スクールカウンセラーなどを交えて、支援について話し合う場を作ってもらってもいいと思います。

そして、お母さん自身が「相談しても何も変わらない」と感じていることも、そのまま相談していいんです。

「今の支援では何も変わっていないように感じています」

これは、とても重要な情報です。

相談機関に遠慮して、「もっと頑張って相談しなきゃ」と思わなくていい。

相談機関を利用する目的は、相談に通い続けることではありません。

息子さんとご家族が少しでも楽になることです。

だから、合わなければ相談先を変えてもいい。

相談する頻度を変えてもいい。

「話を聞いてもらう」から「具体的な作戦を一緒に考えてもらう」に変えてもいい。

そして、今すぐ息子さん本人をどこかに連れて行けなくてもいい。

まずはお母さんが一人で情報を集めて、支援者とつながっておく。

それだけでも、いざ本人が「ちょっと外に出てみようかな」となったときに、すぐ動けます。

8ヶ月何も変わらなかったからといって、これからも何も変わらないとは限りません。

ただ、「待っていればそのうち変わる」と思って待ち続ける必要もないと思います。

今までの8ヶ月を振り返って、 「何ができたか」

「何が難しかったか」

「本人は何を嫌がったのか」

「逆に、少しでも動いた瞬間はいつだったか」

を整理して、そこから次の一手を考える。

そのために公的な相談先を使ってみてください。

そして最後に。

「みんな親切なんです。誰も悪くない」

というお母様。

だからこそ、「もう少し具体的に助けてください」と言っていいんですよ。

親切にしてもらっていることと、必要な支援が受けられていることは、別の話です。

「話を聞いてもらえた」から一歩進んで、 「では、次に何をしてみましょうか」

まで一緒に考えてもらう。

これからは、そんなふうに相談機関を使ってみてもいいのではないでしょうか。

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尾山さやか 先生に
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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。