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回答 3件

高2息子が不登校。通信制に変えて大丈夫?

keddsさん

お子さん:高校2年生・男の子

高校生二年生息子の不登校の相談です。

夏休み明けから五月雨登校が始まり9月10日に 学校を辞めたい、高卒認定を受けて大学受験を目指すと言われました。その選択肢はデメリットが多いと感じたため、なんとか説得し 今の高校に残るか、通信制高校に変わるかの話し合いを続けてきた状況です。

本人の辞めたい理由は学校の雰囲気が合わない、新しい人間関係を作るのが煩わしい、 早く大学受験ができる環境に身を置きたい との事でした。

通信高校の面談も3つほど終え、本人の希望するところも聞いています。

親の心境としては今の高校を続けてほしいのが第一ですが本人から早く辞めたい、いつになったら辞められるのか、期限を早く決めてほしいと言われています。

子とはいえ他人の意思は変える事はできないという思いはありますが、ほんとに通信制に変えて大丈夫なのかと日々葛藤しています。

この不安や心配を鎮めるために明日から何を心掛ければよいのか、アドバイスいただけると幸いです。

カウンセラーの回答(3件)

ベストアンサー

ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

今の高校に通い続けてほしいというお気持ちがありながら、息子さんが「早く環境を変えたい」と望んでいることも理解されているのですね。息子さんの意思を尊重したいと思うほど、「通信制高校へ転学して大丈夫だろうか」「この選択で困らないだろうか」と不安になるのは、無理もないことだと思います。

通信制高校の面談にも足を運び、希望する学校について確認されているとのこと。息子さんを思い、迷いながらも、できることを一つひとつ考えて準備してこられたのですね。

明日からは、次の順番で確認や会話を進めてみてはいかがでしょうか。

最優先:息子さんの意思と現在の負担を確認する まずは、転学の是非を説得し合うのではなく、息子さんが何に困り、何を望んでいるのかを聞いてみます。

* 落ち着いて話せる時間を10〜15分ほど確保する * 「今日は結論を迫るためではなく、あなたの考えを聞きたい」と伝える * 次の質問を一つずつ尋ねる * 「今の学校で、特に負担になっていることは何?」

* 「通信制高校に変わったら、何ができるようになりたい?」

* 「大学受験に向けて、どのように勉強したい?」

* 「転学後に不安なことや、親に手伝ってほしいことはある?」

* 途中で反論や説得をせず、「そう感じているんだね」「そこが一番つらいんだね」と受け止める * 「今の高校に残ってほしい」という気持ちは、息子さんの希望を否定しない形で、最後に短く伝える

会話の例: 「あなたが今の学校を辞めたいと思っていることはわかってきたよ。今日は説得するためではなく、何がつらくて、転学後にどうしたいのかを聞かせてほしい。親として心配はあるけれど、気持ちを否定したいわけではないよ」

次に優先:通信制高校で必要な条件を具体的に確認する 「転学して大丈夫だろうか」と考え続けるよりも、学校に確認できることを整理してみます。

* 転学後に卒業するための条件 * レポート、スクーリング、試験の頻度と期限 * 登校日数や学習時間の目安 * 大学受験に向けた授業、進路指導、個別サポートの内容 * 学習が遅れた場合のフォロー体制 * 担任や相談担当者への連絡方法 * 学費、教材費、追加費用、支払い時期 * 現在の高校から引き継げる単位や、卒業時期への影響 * 転学の期限、必要書類、手続きの順番 * 体調や人間関係の不調が再び起きた場合の相談先

確認した内容は、息子さんと一緒に紙やメモに整理しておくとよいでしょう。特に「誰が、いつ、何をするか」を明確にしておくと、転学後の混乱を減らせるかもしれません。

その次:息子さんの学習計画を一緒に考える 大学受験を目指すという希望を、無理のない計画に落とし込んでみます。

* 受験したい大学や学部をどの程度考えているか確認する * 必要な科目や、現在の学力を把握する * 1日の学習時間を無理のない範囲で決める * 起床、食事、学習、休憩、就寝の大まかな時間を決める * 週に一度、学習状況を確認する時間を設ける * 学習が進まないときに相談する相手を決める * 計画どおりにできなかった場合の立て直し方も考える 親が細かく管理するよりも、まず息子さんに案を出してもらい、必要な部分を一緒に調整するほうが進めやすいかもしれません。

質問の例: 「転学後の最初の1週間は、どんな生活にしたい?」

「毎日どのくらいなら無理なく勉強できそう?」

「勉強が止まったときは、誰に相談するのがよさそう?」

親子の役割を決める 転学後に親がすべてを管理するのか、息子さんに任せきりにするのかではなく、それぞれの役割を決めておきます。

* 息子さんが担当すること * 学校からの連絡を確認する * レポートや課題の期限を管理する * 学習計画を立て、実行状況を振り返る * 困ったときに学校や支援者へ相談する * 保護者が支えること * 学校との手続きや必要書類を確認する * 学習しやすい環境を整える * 必要に応じて学校や相談先と連絡を取る * 定期的に状況を確認する * 事前に決めておくこと * 学習状況を確認する頻度 * 親がどこまで声をかけるか * うまくいかないときに、どの段階で学校へ相談するか

伝え方の例: 「あなたの進路はあなたが主体になって考えてほしい。でも、手続きや環境づくりなど、親が支えられることもある。お互いに何を担当するか、先に決めておこう」

話し合いを長引かせないためのルールを決める 息子さんが「いつになったら辞められるのか」と感じている場合、同じ話を繰り返すことが負担になっている可能性もあります。

* 転学するかどうかの話し合いを毎日繰り返さない * 次回の確認日を決める * その日までに確認する項目を3つ程度に絞る * 結論を急ぐ必要がない事項と、期限がある手続きを分ける * 話し合いが感情的になったら、いったん中断する

伝え方の例: 「転学について何度も同じ話をするのは、お互いに疲れてしまうと思う。今日は必要な確認を3つに絞って、次は〇日に話そう」

保護者自身の不安を整理する 転学後に勉強しなくなることや、大学受験がうまくいかないことを心配するのは自然です。ただ、まだ起きていない未来への不安と、今確認できることを分けて考えてみてください。

* 不安を紙に書き出す * 「今確認できること」「転学後に様子を見ること」「今は答えを出せないこと」に分ける * 明日確認することを1〜3項目に絞る * 進路について考える時間を決め、それ以外の時間は休息や日常生活を大切にする * 不安が強いときは、学校の相談担当者や専門家に相談する

不安が浮かんだときは、「これは今すぐ確認できることか」「今できる対応は何か」と問いかけてみるのも一つの方法です。

明日行うことの優先順位 1. 息子さんの現在の負担と転学後の希望を、説得せずに聞く 2. 通信制高校の卒業条件、学習支援、手続き期限を確認する 3. 転学後の学習計画と生活リズムを、息子さんと一緒に仮決定する 4. 親子それぞれの役割と、今後の話し合いの日時を決める 5. 保護者自身の不安を書き出し、今確認できる事項に取り組む

親が心配しなくなることを目指すのではなく、心配があっても、必要な情報を確認し、息子さんと役割を分けながら進めていくことが大切です。息子さんの希望を尊重しつつ、転学後に困ったときの相談先や立て直し方も考えておくと、進路をより具体的に検討しやすくなるでしょう。

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山岸 佳織 先生に
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夏休み明けから続く五月雨登校、突然の「辞めたい」という言葉、そしてそれから続く話し合い。お母さまが日々葛藤しながらも、息子さんと真剣に向き合ってこられたことが、文面から伝わってきます。

最初にお伝えしたいのは、息子さんの今の姿は、ただ嫌になって投げ出しているのとは少し違って見える、ということです。大学受験という目標があり、そのために今の環境が合わないと考え、通信制の面談を3つも受けて、自分の希望を言葉にしている。これは、自分の進路を自らの力で動かそうとしている姿です。もちろん、人間関係を作るのが煩わしいという気持ちの中に、疲れや回避の気持ちが混ざっている可能性はあります。でも、それと前向きな目標は、両方あって構わないと思います。

お母さまは「他人の意思は変えられない」とすでにお分かりです。息子さんの医師を尊重したいのですね。「続けてほしい」という本音は、一度だけ、穏やかに伝えれば十分だと思います。「お母さんは今の学校を続けてほしいと思っている。でも、あなたの人生だから、一緒に考えたい」。そのあとは、繰り返し説得するのではなく、息子さんが選ぶ道を、どうすれば一番うまくいくかを一緒に考える側に回ってみてください。親による一方的な説得が続くと、親子の対立になり、肝心の情報が共有されなくなってしまいます。

お母さまの日々の葛藤を和らげるために、明日から心がけていただきたいことが3つあります。

一つ目は、期限を親子で決めることです。「いつになったら辞められるのか」と息子さんが何度も聞くのは、宙ぶらりんの状態が、本人にとっても苦しいからです。親の不安の多くも、この「先が決まっていない」ことから来ています。「2週間後の◯日までに、一緒に結論を出そう」と日付を決めて、それまでに比較検討する時間にします。期限があるだけで、親子ともに気持ちが落ち着きます。

二つ目は、比較検討を「条件の整理」としてやることです。感情の話し合いになると平行線になりがちなので、紙に書き出して比べてみてください。たとえば、次のような点です。

・今の高校の単位の取得状況や、通信制に移る場合の単位の引き継ぎ(学校によって扱いが異なります)

・転入できる時期や、必要な手続き ・通信制の学習サポートの内容、通学の頻度、大学受験への対応(受験向けのコースがあるか)

・費用 ・高卒資格を持つか、高卒認定を使うかで、受験できる方式が変わるかどうか(志望大学の募集要項を確認してください)

分からない点は、今の高校の担任や進路指導の先生、通信制の面談担当、志望する大学に、直接聞いてみてください。事実が分かるだけで、不安がかなり減ります。ここに「息子さん自身が調べる」役割を持たせると、さらに効果的です。自分で調べて決めた道は、あとでしんどくなったときにも、親が決めた道より踏ん張りやすくなります。

三つ目は、日々の声かけから、学校の話題を少し外すことです。話し合いは時間を決めて行い、それ以外の食事や雑談の時間は、進路の話をしない。登校できた日も、できなかった日も、同じ調子で接する。こうすると、家庭が休める場所になり、息子さんの気持ちも整理しやすくなります。

「本当に通信制に変えて大丈夫なのか」というご不安は、親として当然だと思います。正直にお伝えすると、どちらの道が正解かは、選んだ時点では誰にも分かりません。ただ、選んだあとの支え方で、その道が良い選択になるかどうかは大きく変わります。通信制は、自分で学習を管理する力が求められる面があります。そこで、入学前に「勉強の進め方」「相談できる人」「しんどくなったらどうするか」を息子さんと一緒に決めておくと、安心です。また、通信制から別の道に進み直す選択肢が残っているかどうかも、確認しておくとよいと思います。「やり直せる」と分かっているだけで、決断の重みが軽くなります。

お母さまご自身の不安も、遠慮なく息子さんにぶつけるのではなく、誰かに話してください。

ご夫婦やご親戚、スクールカウンセラー、地域の相談窓口など、息子さんの前以外の場所で話せる相手がいると、親の気持ちが安定します。お母さまが落ち着いていることが、息子さんにとって一番の安心材料になります。

今の時点で結論を出せなくても大丈夫です。日付を決め、条件を整理し、息子さんと一緒に進めていく、この段階が今後に良い影響を与えると思います。

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はやし ゆか 先生に
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お子様の場合,高校2年の夏まで,我慢して,相当ストレスに耐えてこられた,と思います。場合によっては,過剰適応となって,脳疲労が蓄積し,夏休み明けから,朝に起きられないなど,動けなくなることもあります。しかし,お子様は,大学受験,そして,将来は何かのお仕事,何かになりたいという,ビジョンをお持ちのようです。そんなビジョンの実現に向かって,進んでいらっしゃるのではと推察いたします。そこは大きな安心ポイントです。我慢や過剰適応は,エネルギーの消耗を招き,不登校傾向として,現れてくる場合があります。ストレスは,細胞レベルでの炎症を起こし,炎症を鎮めるために,コルチゾールなどの,抗炎症物質をつくることに,エネルギーが,集中してしまうのです。自分の持っている将来のビジョンや,希望に,気持ちを向けて進んでいくことは,細胞レベルでの再生につながり,脳疲労の回復にも役立つのです。そんなビジョンを,持てるまで時間がかかるのが,一般的ですが,お子様の場合は,ストレス低減の環境となることを,サポートすることで,力を発揮できる状態と思われます。脳疲労の毎日のリセットには,睡眠も大切ですから,不眠がある場合は,内科に受診され,処方を受けるようなサポートも,良いと思われます。通信教育が合っている子供さんも多くいらっしゃいます。同じテーマなどに,関心を持つ人が集まる大学生活は,人間関係が,高校とは違いますので,大学生活の方が,ストレスが,低減することもございます。将来にわたって,役立つサポートとしては,今後,過剰適応にならないように,ずっとビジョンの実現に,向かっていけるように,お子様に合うような,カウンセラーと,お話をする機会を提供してあげる,こともあろうかと思います。

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石川 耕三郎 先生に
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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。