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回答 3件

不登校の娘、親に今できることは?

ゆうちゃんさん

お子さん:中学1年生・女の子

娘が、不登校になってから昼夜逆転が来たりしながら当初は20時間、自分から睡眠薬が飲みたいと言って睡眠薬を飲み始めてからは平均10から16時間。

主に2つのアプリをものすごく長い時間やっていて、1つは一昨日にアンインストール自ら。

もう1つは今日アンインストールしようかなといったところ。

そしたら暇になっちゃうなー。

やることないなー。自分で考えると。

私は、心のなかで、塾に行くとかフリースクール行きたいとか、休日だけ部活動参加するとか、なんかないのかよと思ってしまうけど、こんな状況の私たち親と、子供に、何かよいアドバイスありますか?

6月まで進学塾、学校、陸上部、書道塾と、多忙に過ごしていた我が娘ですが、塾はあまりついていけてない時もあったようですが、学校では上位20%、陸上部では4月5月と800m のタイムを縮め、6月疲労骨折に、書道では特別賞をとる成績でした。学校や塾の先生には空気を読めて、とても授業がやりやすいと言われていました。

完全不登校になってからはどれも1つも手につきませんでしたが、最近なって書道を2回やっておりました。次女がいて次女も書道やってるので、森に触れて習字の先生が心配してるよ。とかいつでもおいで」って言ってるよ。などと声かけはしていましたが、ずっとやることはなかったので、最近の大きな変化でした。また、ここ三日ほど夜ウオーキングしたり、先週は家族と鋸山に行くなどもありました。

今日も昼間は何もなければずったゲームです。

カウンセラーの回答(3件)

ベストアンサー

6月に疲労骨折をされ、そこから学校も習い事も一度に手放すことになった娘さんと、一緒に過ごしてこられたこの数か月、本当に大変だったと思います。そのうえで、最近の小さな変化に目を留めておられること立派です。

最初にお伝えしたいのは、今の状況は「何も変わっていない」のではなく、確かに動いている、ということです。書道に2回行けた。夜のウォーキングを始めた。家族で鋸山に行った。そして何より、長時間使っていたアプリを、一つは自分でアンインストールし、もう一つも「やめようかな」と言っている。これは、親に言われてではなく、娘さん自身が決めていることです。この「自分で決めた」という点が、とても大きいと思います。

アプリを減らして「暇になっちゃう」「やることないなー」と言うのは、実は良い兆しです。ゲームなどに強く向かっていた時間は、つらい気持ちを紛らわせる役割をしていたことが多く、それがなくなると、一時的に空白や退屈が出てきます。

ただ、退屈を感じられるのは、エネルギーが少し戻ってきているからでもあります。この時期は、親が先回りして埋めてしまうと、せっかく芽生えた「自分で何かしたい」という気持ちを消してしまうことがあります。

親御さんのお気持ちは、よく分かります。「塾に行くとか、フリースクールとか、休日だけ部活とか、何かないのか」と思ってしまうのは、親として自然なことです。

ただ、それを口に出すのは、もう少し先にしておいてください。今は、「やることを親が用意する」のではなく、「やりたくなるまで待てる環境をそっと置く」時期だと思います。

具体的には、次のような関わりをおすすめします。

一つ目は、ゲームやアプリを、親が取り上げない、責めないことです。やめるかどうかは、娘さんが決めています。やめたことは、「そうなんだ、すごいね」くらいに受け止めて、特別にほめすぎなくて大丈夫です。もし再開したとしても、「やっぱりだめだったね」とは言わず、同じ調子で接してください。

二つ目は、空いた時間に「一緒にいる時間」をそっと置くことです。夜のウォーキングに親が付き合う、妹さんと一緒にボードゲームやマリオカートのようなものを遊ぶ、お茶を飲みながら雑談する。目的や成果のない時間です。

ただし、家族と笑い合う時間は、子どもにとって「戻ってこられる安全基地」になります。勝ち負けが緩やかなものを選ぶと、空気が重くなりません。親御さんが楽しめる範囲で、無理をしなくて大丈夫です。

三つ目は、書道の声かけを、今のままにしておくことです。「先生が心配してるよ」「いつでもおいでって言ってるよ」という言葉は、押しつけず、でも居場所があることを伝えています。次女さんが通っている書道は、娘さんにとって、行きやすい場所なのだと思います。行きたいときに行ける、という形を続けてください。

陸上については、疲労骨折の経過もあるので、触れるときは「また走れるようになったらいいね」と、軽くにとどめてください。本人から話したくなるのを待ってあげてください。

四つ目は、睡眠薬と睡眠時間について、主治医にきちんと伝えておくことです。睡眠薬を飲み始めてから、平均10〜16時間眠っているとのこと。薬の種類や量、飲むタイミングによって、日中の眠気や昼夜逆転に影響することがあります。

娘さん自身が希望して始めた薬とのことですが、今の睡眠時間や、アプリをやめて生活が変わりつつあることを、次の診察で伝えてください。自分で量や飲み方を変えないよう、主治医と相談しながらお薬の調整していく形が安全です。

最後に、親御さんの気持ちについて。「こんな状況の私たち親」とおっしゃっていますが、娘さんが少しずつ動き出しているのは、これまで焦る気持ちを抑えながら、声かけを続けてこられた結果だと思います。

毎日完璧に関わることは誰もできません。「今日、ちょっとでも笑顔が見えたな」というくらいの小さな変化を、拾っていけば十分です。親御さん自身が、愚痴を話せる相手や相談先を持つことも、大切にしてください。

退屈な時間は、娘さんが次に何をするかを探している時間でもあります。今は、焦らず、娘さんを信じて見守ってあげてください。

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山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

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ご相談ありがとうございます。

娘さんが不登校になる前は、勉強や陸上、書道などに意欲的に取り組んでいたのですね。以前の頑張る姿を知っているからこそ、今ゲーム中心の生活が続いていることに、「このままで大丈夫なのだろうか」「何かしてあげなければ」と心配やもどかしさを感じていらっしゃるのだと思います。

以前はできていたことが難しくなり、ゲームをしている時間が長くなると、保護者の方から見ると、娘さんが立ち止まってしまったように感じられるかもしれません。娘さん自身も、以前のように動けないことや、何をしたらよいかわからないことに戸惑っている可能性があります。ご家族が心配されるのは、それだけ娘さんのことを大切に思い、これまでの頑張りをよく見てこられたからこそだと思います。

一方で、最近は自分からアプリをアンインストールしようとしたり、書道を再開したり、ウォーキングや家族との外出を楽しめたりしているとのこと。こうした様子は、娘さんの中に「少し変えてみたい」「何かやってみたい」という気持ちが生まれている可能性を感じさせる、大切な変化だと思います。大きな変化には見えなくても、今の娘さんにとっては、相応のエネルギーを使っていることも考えられます。

① 今の変化を急がず、大切にする 不登校になってから、以前できていたことが難しくなった背景には、心身のエネルギーがまだ十分に戻っていないことも考えられます。学校に行くことだけでなく、勉強や部活動、人との関わり、習い事などにも、思っている以上の力を使う場合があります。今は、以前と同じように頑張ることよりも、安心して過ごしながら少しずつ力を取り戻している時期なのかもしれません。

そのため、書道や外出ができたときに、「またできたね」「次は塾にも行けそうだね」と先の目標につなげるよりも、 「久しぶりに書道をやってみて、どうだった?」

「ウォーキングしてみて、少し気分は変わった?」

と、本人の感覚を聞いてみるのもよいと思います。

活動を増やすことを急がず、「やってみたら少し心地よかった」「家族と一緒なら外に出られた」という経験として積み重ねていけるとよいでしょう。できる日とできない日があっても、必ずしも後戻りとは限りません。心身の状態によって、活動が増えたり減ったりすることもあります。

② ゲーム以外の活動を、親が急いで決めなくてもよい 娘さんが「暇になっちゃう」「やることがない」と話したとき、保護者の方は「それなら塾やフリースクールに行ってみたら」と思われるかもしれません。それは、娘さんに少しでも前に進んでほしい、孤立してほしくないという思いから出てくる、自然な反応だと思います。

ただ、今の娘さんにとっては、ゲームをやめた後に何をしたらよいのか思いつかないほど、心身の余力が少なくなっている可能性もあります。本人が「何かしたいけれど、わからない」と話したときには、 「今までゲームをしていたから、急に時間ができると何をしたらいいか迷うよね」

「何かやってみたいことが見つかったら、一緒に考えようね」

と受け止めるだけでも、十分な支えになることがあります。

本人が相談してきたときには、書道、散歩、好きなことに関する活動など、負担の少ない選択肢を一緒に考えてみましょう。塾やフリースクールも選択肢の一つですが、見学だけ、資料を見るだけ、短時間だけ参加するなど、段階を小さくする方法もあります。今すぐ通うことを決める必要はありません。

③ 睡眠と服薬については、具体的な記録を持って医師に相談する 特に気になっているのは、睡眠薬を飲み始めてからも、平均10〜16時間ほど眠っているという点です。長時間眠ることだけで、回復している、あるいは状態が悪化していると判断することは難しいと思います。ただ、薬の影響、睡眠リズムの乱れ、心身の疲労、気分の落ち込みなどが関係している可能性も考えられるため、一度、処方している医師に具体的に相談していただきたいと思います。

受診の際には、次のような内容をメモして持参すると、医師が状態を把握するうえで役立つかもしれません。

* 薬を飲む時間と薬の名前、量 * 布団に入る時間、眠りにつくまでの時間 * 実際に眠っている時間 * 起床時間と、起きた後に自分で動けるかどうか * 日中の眠気、だるさ、ぼんやりする感じ * 食事や水分が取れているか * 書道や外出など、できた活動 * 気分の落ち込み、不安、イライラの程度 * 「消えたい」「いなくなりたい」などの発言の有無 受診時には、保護者の方から、 「薬を飲み始めてからも10〜16時間眠る日があります」

「起きている時間もだるそうで、日中の活動が少ないように見えます」

「書道や外出はできる日がありますが、活動量に波があります」

など、できるだけ具体的に伝えてください。娘さんが診察室でうまく説明できない場合は、保護者の方がメモを渡したり、診察前に医療機関へ電話して情報を伝えたりする方法もあります。

薬については、眠気が強いからといって、自己判断で量を減らしたり、中止したりすることは避けてください。薬の変更や中止が必要かどうかは、処方した医師に相談して決めることが大切です。次回の予約が先であっても、日中の強い眠気や生活への影響が気になる場合は、医療機関に電話して、早めに相談した方がよいか確認してみてください。

強いだるさが続く、日中ほとんど活動できない、食事や水分が十分に取れない、急に様子が変わった、気分の落ち込みや不安が強いといった場合は、次回受診を待たずに医療機関へ連絡することも検討してください。

また、「消えたい」「いなくなりたい」「死にたい」などの発言がある、自分を傷つける行動がある、具体的な方法を考えている様子がある場合は、緊急性が高い可能性があります。本人を一人にせず、処方医や精神科・心療内科、救急医療機関、地域の相談窓口にすぐ連絡してください。危険が差し迫っている場合は、ためらわずに119番などの緊急対応を利用してください。

娘さんが以前のように戻ってほしいと思うのは、とても自然なことです。以前の頑張りを知っているからこそ、今の姿を見て不安になり、「何かできることはないか」と考えてしまうのだと思います。

ただ、今は以前の状態に急いで戻すことよりも、娘さんが今の体調に合った過ごし方を見つけ、安心できる時間を少しずつ増やしていくことを優先していただければと思います。

書道やウォーキング、家族との外出は、ゲーム以外の時間が少しずつ戻ってきている可能性を示す出来事かもしれません。活動が増えたり減ったりしながらでも、本人の「少しやってみようかな」という気持ちを尊重し、必要なときに支える姿勢が大切です。

保護者の方が一人で抱え込まず、睡眠や服薬については医師に、学校生活や居場所についてはスクールカウンセラーや教育支援センターなどに相談しながら、娘さんを支えていけるとよいと思います。今すぐ大きく変わらなくても、娘さんの小さな変化を一緒に見つけ、必要に応じて医療や周囲の支援につないでいくことが、回復への一歩につながるかもしれません。

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山岸 佳織 先生に
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質問を拝見いたしますと,お子様は,相当頑張りが続いていたのではと,推察いたします。近時の疲労の研究については,東京慈恵医科大学の,近藤一博教授の「疲労とはなにか」が,参考になろうかと思います。疲労の化学物質が体や脳の中に,蓄積されてきます。夜の睡眠中も,脳の活動が止まらない状態となり,抗炎症物質を,作り続ける努力をしますので,心身ともにエネルギー消耗,となってしまうのです。脳の中のプログラムとしては,働き続けるために,ドーパミン,脳刺激を求めることが続きますので,身近な方法として,ゲームによる刺激を止められない,ことになるのです。脳の中の情報処理する部分や,報酬を感じる部分などの,ネットワークが,過剰に働いている状態でしょう。抗炎症の方法としては,疲労にならない程度の運動が,推奨されています。ウオーキングや,家族でのハイキングなど,ゲーム以外の抗炎症の方法として,脳科学的にも良い方法です。これまで,しっかり適応してきた,脳のプログラムですが,これからは,その中に,疲労をリセットするような,対応を入れてみることは,どうでしょうか。リラクゼーションや,軽い運動を新しく始めたり,取り組みの一部を,ちょっと減らしてみるとか。睡眠については,睡眠薬ですと,脳の中のプログラムは十分に休まらない可能性がありますので,就寝前に,リラックスするような,取り組みを入れることも,良いでしょう。休息によって,コルチゾールホルモンを生産する,脳と体のネットワークの働きは,おさまってきますが,ノルアドレナリンなど,ポジティブな気持ちを支える,ホルモンが出てくるまで,3ヶ月〜6ヶ月のタイムラグがあるとされています。現在は,疲労から抜け出して,細胞レベルでの再生への道を,進んでいるのではないでしょうか。

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石川 耕三郎 先生に
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公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。