本文へ移動
不登校ミーツ不登校の悩みを、専門家と一緒に。
回答 3件

中3娘の不登校、高校受験はどうなる?

ケロケロさん

お子さん:中学3年生・女の子

繊細な娘ですが、中13学期から行き渋りが始まりました お休みしたり、別室登校したり、クラスへ行き続けたり、これまで不安定な日々を過ごしています 受験生になり、どの子よりも早くから、受験に対する恐怖心が強くなりました 勉強の遅れもあり、でも脳がなかなか動かず、毎日のように不安を口にしながらも、個別指導塾に週一通いながらやってきました 10月初めにあった実力テストにむけ、がむしゃらに勉強し、どっと疲れがでてしまい、また行き渋りが始まりました

本人が言うにはHSP気質で、集団が苦手で 先生の威圧的な感じが嫌でたまらなく、 帰宅すると疲れきっているのもあり、 いろんな事でいっぱいいっぱいになり、 行けない、、、と涙がでてきています

あと何ヶ月、受験まで耐えられる気がしないし、一応全日制の高校に行きたいと思ってますが、集団生活を考えると、気が滅入ってしまうと

ここ何日か、学校を休んだり、推し活を楽しんだり、どうにか過ごしてきましたが、見ていて、限界まできているなと感じます

欠席日数もギリギリなので、今、長期に休むと、受験はどうなるのかとも思うし、突き進むと、壊れてしまうんじゃないかとも思います

完璧主義で自分を追い込んでしまうため、今朝も無理して学校へ行きました

学校に行く事をやめ、受験もやめ、心を休息させるべきか、悩むところです

学校のSC、小児科で漢方は処方してもらっています 児童精神科は、なかなか予約がとれません

カウンセラーの回答(3件)

ベストアンサー

ゴールド

山岸 佳織

公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士

プロフィールを見る

ご相談ありがとうございます。

娘さんが不安を抱えながらも、受験に向けて一生懸命に頑張ってこられたのですね。実力テストに向けてがむしゃらに勉強した後、再び行き渋りが始まったとのこと。これまでの頑張りや、帰宅後に疲れ切っている様子を見てこられたからこそ、「もう限界なのではないか」「このまま頑張らせたら心が壊れてしまうのではないか」と心配されているのだと思います。

一方で、欠席日数や高校受験への影響を考えると、簡単に休ませる決断もできないですよね。

娘さんの心身を守りたい気持ちと、将来の選択肢を守りたい気持ち。その両方があるからこそ、悩まれているのだと思います。

今、まず大切にしていただきたいことを3つお伝えします。

①「受験まで頑張り続ける」か「受験を諦める」かの二択にしない

娘さんは、集団の中にいることや先生の威圧的な雰囲気に強い負担を感じているのですね。さらに、勉強の遅れや受験への恐怖心もあり、気持ちでは頑張りたいと思っていても、心や身体がついていかない状態なのかもしれません。

完璧主義のお子さんは、「休んだら遅れてしまう」「みんなと同じように頑張らなければ」と、自分を追い込んでしまうことがあります。つらくても無理をして登校することが、本人にとって当たり前になっている可能性もあります。

そのようなときには、登校できるかどうかだけでなく、登校することで心身にどのくらい負担がかかっているかにも目を向ける必要があります。

今は、受験を諦めるか、これまでどおり頑張り続けるかを急いで決めるのではなく、まずは娘さんの負担を減らす方法を考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、別室登校や短時間の登校、登校する日を調整すること、家庭で学習することなど、学校と相談できる選択肢があるかもしれません。

もちろん、学校の制度や受験に関する条件によって、できることは異なります。だからこそ、今すぐ受験そのものを諦めると決めるのではなく、娘さんがこれ以上追い詰められずに済む方法と、進路の選択肢を両方探していくことが大切だと思います。

② 娘さんの「行けない」という気持ちを、頑張りが足りないという問題にしない

娘さんは、受験への不安を毎日のように口にしながらも、個別指導塾に通い、実力テストに向けて勉強してきたのですね。

行き渋りが再び始まったことだけを見ると、努力が続かなかったように感じるかもしれません。しかし、これまで頑張ってきたことと、今は頑張り続けることが難しいことは、矛盾しません。

人によっては、目標に向けて無理を重ねた後、緊張が続かなくなったり、疲れが一気に表面化したりすることがあります。娘さんも、これまでの負担が積み重なっている可能性があります。

また、推し活を楽しめる時間があることも、学校に行けるはずだという意味ではありません。安心できる活動を楽しむことと、集団生活や受験のプレッシャーに耐えることでは、必要なエネルギーが異なるからです。

娘さんが泣きながら「行けない」と訴えているときは、まず「そんなにしんどくなっていたんだね」「今までよく頑張ってきたね」と、本人が感じているつらさを受け止めてあげてください。

すぐに登校や勉強の話に戻す必要はありません。

また、「HSP気質だから」と理由を一つに決めつけず、集団の刺激、先生との関係、学習の遅れ、受験への不安など、何がどの程度負担になっているのかを少しずつ整理できるとよいですね。

③ 心身の回復を優先しながら、学校や医療機関と具体的に相談する

欠席日数が受験に影響する可能性があるため、保護者の方が焦るお気持ちもよくわかります。

ただ、今の状態で無理を重ねた結果、さらに心身の調子を崩してしまうことも心配です。登校を続けることだけを優先せず、今の娘さんにどの程度の負担が適切なのかを、学校や医療機関と一緒に考えていくことをお勧めします。

学校のSCや小児科にはすでに相談されているとのことですが、今回は「受験生で、欠席日数がぎりぎりである一方、本人の疲弊が強く、無理をして登校している」という現在の状況を改めて具体的に伝えてみてください。

学校には、次のような点を確認してみるとよいでしょう。

・現在の欠席日数と、志望校の受験に必要な条件 ・欠席や別室登校が、調査書や受験資格にどのように関係するか ・短時間登校や別室登校など、負担を減らす方法があるか ・家庭学習や課題提出など、登校以外の方法で対応できることがあるか ・今後の出欠や受験について、誰と継続的に相談できるか

受験への影響は、地域や学校、入試制度によって異なります。欠席日数だけで一律に判断できるとは限らないため、担任や進路担当の先生に、具体的な条件を確認することが大切です。

また、児童精神科の予約が取りにくい状況とのことですが、現在の小児科にも、涙が出るほどの不安や疲弊、登校への強い負担を改めて伝えてみてください。必要に応じて、予約の前倒しや他の相談先を紹介してもらえるか尋ねてもよいと思います。

もし、眠れない・食べられない状態が続く、日常生活が大きく崩れる、強い絶望感や自分を傷つけたい気持ちが見られるなど、心身の状態がさらに悪化している場合には、受診を待たずに医療機関へ相談してください。

最後に、保護者の方にお伝えしたいことがあります。

娘さんは、全日制の高校に行きたい気持ちを持ちながらも、集団生活を考えると気が滅入ってしまうのですね。進学したい気持ちと、今の苦しさの両方を抱えているのだと思います。

今は、娘さんが将来の希望を持ち続けられるようにするためにも、目の前の負担を減らすことが必要なのかもしれません。

受験は大切な節目ですが、娘さんの心身の健康よりも優先しなければならないものではありません。そして、今休むことが、必ずしも受験や将来を諦めることにつながるわけでもありません。

まずは、娘さんが安心して休める時間を確保しながら、学校と受験の条件を確認し、今後の進め方を一緒に考えていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

「頑張れるかどうか」だけでなく、「どうすれば無理を重ねずに過ごせるか」を大切にしてあげてください。娘さんが自分の限界を知り、必要なときには休んだり、周囲に助けを求めたりできることも、これからの長い人生を支える大切な力になると思います。

役に立った 1

山岸 佳織 先生に
相談できます
空き枠を見る

娘さんの限界を感じながら、それでも受験のことを考えて悩んでおられるお気持ちがとてもよく伝わってきます。

「休ませるべきか、突き進むべきか」という二択は、どちらを選んでも不安が残る、つらい悩みだと思います。

まずお伝えしたいのは、今の状態は意志が弱いのでも、わがままでもないということです。10月の実力テストに向けて全力で勉強し、そのあとにどっと疲れが出た。これは、エネルギーをすでに使い切っている状態です。そのうえ、毎朝「今日は行くのか、行けないのか」を悩むこと自体が、大きなエネルギーを使います。学校で気を張り、帰宅後にぐったりして、また翌朝悩む。この繰り返しは、本人が思う以上にエネルギーを消耗します。

そこで、「学校をやめるか続けるか」「受験をやめるか続けるか」という大きな決断の前に、毎日の小さな判断を減らす工夫をしてみてください。

たとえば、朝に「今日はどうする?」と聞くのをやめて、前の晩か週の初めに「今週は月・水・金は行く、火・木は休む」と決めてしまいます。

その時に、当日の気分で変えてもよい、という余地は残しておきます。朝のたびに悩まなくてよくなるだけで、疲れ方は変わります。

勉強も、「頑張って」ではなく「夕食後にこのプリントを1枚だけ」というように、量と時間を具体的に決めてあげてください。

繊細で完璧主義の娘さんは、きっと「頑張ろう」と言われるほど「どこまで?」と自分を追い込んでしまいがちです。

曖昧な励ましより、あらかじめ整えた枠のほうが楽かもしれません。

「全日制に行きたい」という希望と、「集団生活を考えると気が滅入る」という気持ちは、どちらも本心だと思います。

ですから、今は答えを一つに絞らなくて大丈夫です。全日制を第一希望にしながらも、しんどくなった場合の道を並行して見ておくと、気持ちが少し軽くなります。

通信制、定時制、サポート校、不登校の経験に配慮した入試を行う学校、人数が少ない学校など、選択肢は意外と多くあります。見学や説明会に行くだけでも、「ここがだめでも他がある」と思えて、今の恐怖が和らぐことがあります。

欠席日数が受験にどう影響するかは、地域や学校、受験方式によってかなり違います。

ここは親御さんだけで抱え込まず、担任の先生や進路担当の先生、志望校、場合によっては教育委員会に、具体的に確認してみてください。

「何日休むと、どんな影響があるのか」が分かるだけで、「休んだら終わり」という不安がずいぶん減ります。別室登校や午前のみの登校など、「完全に休む」と「通常どおり通う」の間の形を学校と相談することも、一つの方法です。

学校の先生の威圧的な雰囲気が嫌でたまらない、という点も大切です。本人にとっては、授業の内容以前に、その場にいること自体が大きな負担になっているのかもしれません。

もし本人が嫌でなければ、スクールカウンセラーを通して、先生との関わり方や座席、別室の利用などを調整できないか、相談してみる価値があります。

今朝も無理して学校に行かれたとのこと。完璧主義の娘さんは、しんどくても頑張ってしまいます。

そこで、親のほうから「今日は帰ってきていいよ」「休む日を作ってもいいんだよ」と、先に許可を出してあげてください。娘さんが自分で休むと決めるのは、とても勇気がいることだからです。

児童精神科の予約がなかなか取れないとのこと、焦りますよね。

まず小児科の先生に、今の状況を伝えて、紹介状や、予約のとりやすい医療機関を相談してみてください。

キャンセル待ちに入れる病院もあります。地域の保健センターや、子どもの相談窓口も、つなぎ役になってくれることがあります。

気をつけて見ていてほしいのは、眠れない、食べられない、強い体調不良が続く、泣いてばかりで日常が回らない、といった様子です。

そうした変化があれば、予約を待たずに、早めに主治医や相談機関に伝えてください。「消えたい」「いなくなりたい」といった言葉が出たときは、驚いても否定せず、まず受け止めて、すぐ専門家につなげてください。

お母さま自身も、毎日娘さんの様子に一喜一憂して、疲れておられると思います。お母さまの判断の負担を減らすことも、大切です。「今日は何ができたか」ではなく、「今日も同じ時間に起きられた」「ごはんが食べられた」といった、毎日の小さな型に目を向けると、気持ちが少し安定します。

最後に、「受験をやめるか、続けるか」は、今日決めなくて大丈夫です。

数週間、娘さんの様子を見ながら、休む日と通う日を整え、選択肢を広げていく。その中で、本人の気持ちも変わっていくはずです。

繊細さは弱さではなく、感じ取る力の強さでもあります。これまでもされてきたように、娘さんの力を、お母さまがそばで支えておられることが、いちばんの安心になると思います。

役に立った 1

はやし ゆか 先生に
相談できます
空き枠を見る

ご質問の中にいくつか,キーワードもございました。脳がなかなか動かない,毎日のように不安,がむしゃらに勉強,どっと疲れがでる,HSP気質,集団が苦手,いろんな事でいっぱいいっぱい,漢方を,処方してもらっていること,などでしょうか。

脳の中で情報処理する部分がありますが,やや,ヒートアップしている状態,のようです。ヒートアップすると,炎症を抑えようとして,そのための化学物質が作られ,エネルギーを消耗することが,続きます。不安などの感情は,疲労によって,炎症性サイトカインが,でてきますが,その不快感が原因になります。一旦,不安を支えている化学物質が,できてしまうと,化学反応が,止まるまで増大してしまうのです。ヒートアップしやすい状態では,化学反応も,大きくなりやすいのです。漢方薬は,おそらく,脳のセロトニンやドーパミンのバランスを良くして,ヒートアップを抑える,セイヨウ・オトギリソウ,のようなものと想像いたします。

脳の中のプログラムが相当頑張りモードに適応していますので,その努力が適切に続くためには,おっしゃるように,休息によって,炎症を静めること,もひとつの方法でしょう。もうひとつは,炎症しやすい脳のプログラムに,毎日リラクゼーションにより,脳の中の環境変化を促す取り組みを入れることでしょう。環境変化によって,不安を支えている化学物質の生産に,変化を与えます。何か,楽しいことをすることもリラクゼーションですし,また,時間の有効な使い方としては,睡眠中に脳疲労をリセットすることが考えられます。

脳は大変に,適応能力が高いので,なかなか休息しないのです。今の脳の中のプログラムを休ませるためには,就寝前に,脳を,なんとかだまして,休息することが,ポイントです。NLPの手法により,自分の扁桃体へのシグナルとして,例えば,「こんなことが気になる,あんなことが心配,試験が心配,どうなるか不安,だけれども,今晩は,そんな不安な気持ちを離れて,私はぐっすり眠る,いろんな心配,勉強は,明日の朝からちゃんとできる,私にはその力がある」と,ゆっくりと大きな呼吸をしながら,何回か念じてみることも,良いと思われます。この場合,「だけれども」という部分が重要です。もちろん,ゆったりした音楽を聴いてから,リラックスして就寝することもあるでしょう。とりあえず,就寝前にリラックス時間をとることが,おすすめです。

役に立った 1

石川 耕三郎 先生に
相談できます
空き枠を見る

公開Q&Aの回答は、資格を持つカウンセラーによる一般的な情報提供です。お子さんを直接診ての診断・治療ではありません。 医療的な判断が必要な状態や、すでに主治医がいる場合は、その方針を優先してください。