
不登校と発達特性|公認心理師・山岸佳織先生に聞いたこと
公開 不登校ミーツ編集部
この記事の要点
- 発達特性のある子の不登校は、特性そのものより、特性と学校という環境のミスマッチが積み重なって起きることが多い(公認心理師・山岸佳織先生)。
- 「発達障害かどうか」の犯人探しより、子どもが何に・どれくらい・どのくらいの期間困っているのかを具体的に見ることが大切。
- 発達検査は子どもの得意・苦手を知り、困りごとを解決するヒントを探すための道具。結果は学校や家庭での工夫につなげて使う。
- このページでは、山岸先生に聞いた記事を「不登校と発達特性の関係」「発達検査」「家での関わり方」「学校との関わり」「親御さん自身のこと」に分けて紹介します。
「うちの子が学校に行けないのは、発達特性が関係しているのかもしれない」
そう感じたとき、知りたいことはたくさんあると思います。発達障害とはそもそも何なのか、検査は受けたほうがいいのか、家でどう過ごさせればいいのか、学校には何をお願いできるのか。
このページでは、公認心理師の山岸佳織先生に、発達特性のあるお子さんの不登校について伺った記事をまとめました。気になるところから読んでみてください。

不登校と発達特性はどう関係している?
山岸先生は、発達特性があるから不登校になるのではなく、特性と学校という環境のミスマッチによって、学校に行くのがしんどくなることが一番大きいと話します。まずは、その前提と、特性そのものについての記事です。
- 理由がわからない不登校は発達障害が原因?:犯人探しではなく「困りごと探し」を。発達特性のある子が学校で積み重ねやすい困りごとと、頑張った後の「疲れたよ」のサインについて。
- ASD・ADHD・LDの違いとは?:3つの特性それぞれの特徴と違いを一覧表で。重なることもあり、診断名は困りごとを想像する手がかりとして使う。
- 発達障害かも? 家庭で気づけるサインと気づくきっかけ:家庭で見ておきたい様子と、小学生以降に特性に気づくことがある理由。
- 学校では良い子なのに家で荒れるのはなぜ?(過剰適応):学校で頑張りすぎて、家でエネルギー切れになる子の見方と対応。
発達検査は受けるべき? 結果はどう見ればいい?
発達検査は、子どもの得意・苦手を知り、困りごとを解決するヒントを探すためのものです。受けるかどうかの判断から、結果の見方、学校での使い方までをまとめました。
- 発達検査は受けるべき? 種類と子どもへの伝え方:受けるかどうかの考え方、検査の種類、子どもにどう伝えるか。
- 発達検査(WISC)の結果の見方:数字が低い=悪いではない。凸凹(差)をどう捉えるか。
- WISCの4つの指標をやさしく解説:言語理解・視空間/流動性推理・ワーキングメモリー・処理速度が、それぞれ何を表すか。
- 発達検査の結果を学校にどう伝える?:数値だけでなく、今の困り方と、してほしい配慮をセットで伝える。
不登校の悩み、
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みんなの相談
•••こんな相談に回答しています
「ADHDの小4息子、叱られ続けて自信をなくしています。親の関わり方を間違えたのでしょうか」
山岸佳織先生 の回答
ご相談ありがとうございます。 「自分が息子さんの自信を削ってしまったのではないか」と振り返り、ここまでご自身を責めてこら…
不登校の子と、家でどう関わればいい?
家での過ごし方、声のかけ方、ゲームや勉強のこと。毎日の関わりで迷いやすいテーマです。
- 不登校の子への声かけ:言っていい言葉・避けたい言葉:発達特性のある子に届きやすい声のかけ方。
- 不登校の家での過ごし方:何をさせる? 見守るだけでいい?:家で充電する時期の過ごし方と、親の関わり方。
- 不登校でゲームばかり・やめさせると癇癪。どう対応する?:ゲームとの付き合い方と、癇癪が起きたときの対応。
- 不登校中の勉強:しない・したくないと言われたら:勉強の遅れが心配なときの考え方。
- 予定変更や初めての場所でパニックになる子への対応:見通しが持てないことが苦手な子への準備と声かけ。
- 不登校で人と関わるのが怖い子/病院に行くべき目安:人と関わりたくない様子が続くときの見方と、受診を考える目安。
学校とはどう関わればいい? 相談先は?
学校に何をお願いできるのか、どこに相談すればいいのか。学校や支援者とのつながり方の記事です。
- 合理的配慮とは? 学校で相談できる具体例と伝え方:わがままではなく「誰もが公平に学ぶ」ための調整。具体例、不登校のときの相談のしかた、配慮の見直し、通常級と支援級の考え方。
- 子どもの発達が気になったら:相談先と相談のしかた:どこに、どう相談すればいいか。
- 発達障害・グレーゾーンの子の不登校:どこまで頑張らせる?:苦手を気合いで乗り越えるより、自分の得意・苦手とうまく付き合う力を。
この記事でお話を伺った先生に、
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山岸 佳織先生
公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士
親子の「今」を大切に、一緒に考えます
親が疲れた・限界のときは?
お子さんを支える親御さん自身も、ずっと頑張り続けています。
- 不登校の親が疲れた・限界のとき:自分が疲れていることに気づくことから。一人で抱え込まずに相談してほしい理由。
不登校の子の親御さんへ、山岸先生からのメッセージ
困りごとがあるのは、お子さんが悪いわけでも、親御さんの育て方が悪かったわけでも全くありません。むしろ、ご家庭が安心できる環境だったからこそ、困りごととしてご家庭で出てきているものでもあります。
家でもっと頑張って、どうにもならなくなってから相談するのではなく、今困っている、という状態で相談していただくほうが、つらい時間が減ります。保護者の方がお一人で抱え込まずに、支援者と一緒に対応を考えていってもらいたいなと思っています。
どの記事も、「発達障害かどうか」を決めるためではなく、お子さんが今「何に困っているのか」を一緒に考えるためのものです。気になるテーマから、少しずつ読んでみてください。
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山岸 佳織先生
公認心理師・精神保健福祉士・臨床発達心理士
親子の「今」を大切に、一緒に考えます
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